アニメ『温泉に湯こう』を作ったよ
- 4post anime
- 2023年7月12日
- 読了時間: 3分

こんにちは。皇居のお堀付近を散歩していて、いつもより人が多いなぁと思っていたら、みんな桜が目当てで集まってたっぽくて驚きました。桜のライトアップ目当てでこんなに人が集まるのかと。僕は何年かこの辺りに住んでいるわけですが、「俺は千鳥ヶ淵の桜とか毎年見ようと思えばすぐ来れるんだよ!」とか思いながら、せっかくなので1枚だけ写真を撮ってしまいなんだか悔しかったです。

(写真は消しちゃってたのでイメージです)
最近は次に作るアニメのロケハンに友達と行くことが多いのですが、桜が咲く以前と以後で同じ舞台でも印象が結構違うことに驚かされます。当たり前だけど物語の季節設定ってすごい大事なんですよね。次に作るアニメの季節も春です。
ちなみに僕は秋が好きです。順番にすると秋、温泉、冬、夏、春の順で好きなんですが、秋の温泉が舞台のアニメなんてあったら最高だろうなと思います。
そんなアニメが『温泉に湯こう』なのです。

しかも登場人物は女の子2人!日常アニメっぽいし早速観てみよう!

開始早々の「俺たち別れようか」の文字に驚愕
このアニメの企画は「温泉をテーマとした日常アニメを作る」というものでした。キービジュアルを見ると結構引っかかってくれる人も多いのではと思いますが、日常アニメが好きで、それが目当ての人はここで振るいにかけられると思います。温泉に湯こう制作時に別れ話とか重すぎないか?って議論は交わされたわけですが、そもそもこの冒頭には日常アニメとして重大な問題があると思います。問題は話が重いところではなくて、彼氏の存在自体にあると思います。日常アニメの視聴者って男の存在にセンシティブなんですよ。男を見るだけで「いやあああなんで男がいるのぉぉおお!!」なんてツイフェミ顔負けの拒否反応を起こします。キャラに彼氏がいるとか許せないんですよね。キャラクターはアイドルなんです。誰だってガチ恋してたアイドルに彼氏発覚なんてことになったら持ってるCDを全て叩き割ってしまうと思います。アイドルはウンコしないんですよ。だから彼氏がいた事あるキャラなんて存在しないんです。おかげでこんな冒頭を見せられた僕は脳みそが破壊されてしまいました。男が出てくるだけで評価が割れる日常アニメというジャンルに彼氏持ちキャラとか言語道断なんです。
男の存在についてあーだこーだ書いてしまいましたが、僕はこのアニメは素晴らしいものだと思います。純粋に視聴者として観た感想は冒頭以外、文句なしでした。ただのキモータのお気持ち表明です。
◾︎終わりに
人はなぜ温泉に惹かれるのでしょうか。ゆっくりとお湯につかって、それからぐっすりと寝る、それだけの事です。たぶん、それだけのことでもできない人が多い世の中だからでしょう。(温泉はただのお湯ではないという指摘はやめてください)そんな時代に疑問を抱いた監督のメッセージが『温泉に湯こう』だと私は解釈しています。
そういえば同じ班の女の子は「人と同じ湯船に浸かるのが無理」という理由で温泉が苦手みたいでした。温泉に惹かれない人もいるみたいですね。
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